時事関連

映画オッペンハイマーを見た。数々の映画賞を受ける作品とまでは思わなかったが、見る価値はあった。登場人物の中で一目で解る者はアインシュタインぐらいで、他はどれも同じような顔をしているので筋を追うのに困ったが、印象に残る場面がいくつかあった。

これには、次の三つがある。①自存自衛②東亜民族の白人からの解放③日本民族が一流民族であることの証明、である。開戦の詔勅は①による。東条英機や帝国陸海軍の意見は②である。③については文化人の日記に見る程度で論及する人はあまりいない。

袴田事件の再審を認めた高裁決定は納得が行かない。新聞報道では、高裁は警察による証拠品捏造の疑いがあると判断したとのことである。しかし、捜査機関が組織的に証拠品を捏造することはあり得ない。

今日の打ち上げ失敗は残念だった。しかし、これに懲りることなく成功に向けて一層努力して欲しいものだ。新技術の完成までには多くの失敗を経なければならない。その点で気になるのは、安価に打ち上げが出来るロケットの開発について、その予算まで安く済ませようとしている政府や関係機関の態度だ。

昨日、国葬儀が行われました。私も半蔵門駅から長い献花の列に並びました。その後テレビで見て、国葬を実施して本当に良かったと思いました。岸田首相や菅元首相の弔事は心に迫るとても感慨深いものでした。